デサルフェーター(硫酸塩皮膜除去装置)でバッテリー長期利用

デサルフェーター 拡大プログレ&ビート等プレ旧車に乗っておられる方々及び月に数回程度車を動かす方は、「バッテリー上がり」の対応をどのようにされていますか。電子制御以前の車であれば「バッテリーキルスイッチ」や「バッテリーを外す」等の対処が出来ますが、電子制御の車の場合はCPUがリセットされてしまうため、バッテリー電源を切ることはできません。このためバッテリーの寿命が短くなり、車検ごとに取り換える羽目になります。

かく云う私も例外ではなく10年近く動かしていないビートは論外ですが、プログレも月に2・3回程度のチョイ乗りの為「バッテリー上がり」のリスクが高い状況です。プログレに乗っておられる諸兄も同様な方が多いようで、「バッテリー交換した」との話が多く見受けられます。

この車については、古い車ですが電子装備されており「盗難防止装置」等があり、その電子機器には常に電流が流れているうえ、表示器は今はやりの「LED」だはなく「白熱灯」が使用されているので、消費される電流のバカにならないはずです。搭載されているバッテリーも「60B24R」と大きく、バッテリー交換の費用もばかにならない物になります。

バッテリーの劣化原因の中で「サルフェーション」と呼ばれる現象があります。これはバッテリーの電極を硫酸鉛の白い被膜が覆う現象で、この硫酸鉛の膜が充放電を阻害することによりバッテリー電圧が不足し、バッテリー上がりを起こします。オークション等でよくみられる「再生バッテリー」とは、中古のバッテリーの電極から硫酸塩を取り除き、電極を新品に近い状態にしバッテリー電解液(希硫酸+添加剤)を新しくした物のはずです。

この「サルフェーション」と「デサルフェータ」に関して、”デサルフェータ”等で検索して頂くと、現象や動作原理等丁寧に紹介されている方がヒットしますので、一度訪問されると良いと思います。

プログレを購入するにあたり情報集めしているときに「バッテリー上がり」が目に留まったため、購入前にバッテリー上がりに対応すべく紹介する「デサルフェータ」を購入しました。

バッテリーは私が購入した時に付いていた物で、H25.02に乗せ換えた様です。プログレ購入後すぐに「デサルフェータ」を搭載しました。月に一・二度、2ケ月に一回の給油という使い方ですが、H30.04現在いまだに快調です。この使用状態では驚異的な寿命だと思います。

この「デサルフェータ」は「パルサー」とも呼ばれているようで、様々な方が製作・実験されています。その中で私なりに納得できる情報を発信されている方より購入させてもらいました。今はやりの「フェイクニュース」ではないですが、動作原理を理解せずに製作されている方が多いようですし、メーカーが販売されている物は、私から見て異様に高価なようです。

私が購入させてもらった物はキット販売されている物で、「老眼」にやさしいちょっと大きめの物です。対象が車のバッテリーですので、それほど小さな必要はありません。取付はいたって簡単で、バッテリーの+とー極間に接続するだけで、取付上の注意点は「配線を短くする」と「しっかり固定する」の2点です。私はバッテリーの上で、メンテナンスの邪魔にならないところに強力両面テープで固定してあります。これを使用しているためか、いまだにバッテリー上がりになったことはありません。

デサルフェータープログレへの取付けはこのように、バッテリーの上に邪魔にならないよう強力両面テープで固定してあります。


プログレとカミさんのスイフトで使用して4年になりますが、2台ともバッテリーは快調で効果はあると思います。最近はバッテリーも値上がりしており、感謝しています。

今後ビートを整備する予定ですが、ビートにも設置するつもりです。スイフト以外はほとんど乗らないため、青空駐車の利点を生かして「太陽電池」併用にしたいと思っています。

これから設置しようと思われる方で、私と同様な物をご希望の方は「年中何かの花粉でアレルギー デサルフェータ」で検索するとヒットします。

発注の際、作者は忙しい方のようなので、記事をよく読んで理解してから発注するようにしてあげてください。私同様に「日本語の理解できない人物・己のわかっていない人物」が大っ嫌いな方のようです。自分勝手な行いは、作者と他の方の迷惑になります。