2月15日カミさんが朝から孫の幼稚園の「お遊戯会」を見に行ってしまい、久々に「プログレ」で昼飯を買いに行くことにしました。
いつも通りにキーを回しましたが、「ウィーン」という音だけでエンジンがかかりません。「プログレ」では初めての事です。とりあえず自転車で昼飯を買いに行きましたが、早々に充電しなくてはなりません。 早めに「昼飯旅」を見ながら昼飯を済ませ、作業をしました。
バッテリー取外し
ボンネットを開けてバッテリーを外しましたが、手元に来てから早五年バッテリーを外すのは初めてです。整備性の悪い車ですが、よく考えられていてバッテリーステイは落ちないように作られているし、ご丁寧にバッテリーカバーまであります。前オーナーがメンテナンスフリー・バッテリーを付けておられたので関係ありませんが、バッテリー液量の確認は如何するのでしょうか?
取り敢えずバッテリーを外すと、H25年2月に交換した物のようで、6年持ったことになります。チョイ乗りで年間5,000km以下の走行距離ですから、「デ・サルフェータ」の効果は抜群ではないでしょうか。
考えてみると、前回動かしたのは1月11日にカミさんと行った「大前神社」で、その後2回ほど洗車のために数メートルほど動かしただけです。これでは新品のバッテリーでも持ったかどうか疑問です。
今回バッテリーを上げてしまいましたが、もうちょっと気をつけていればまだまだいけたと思います。
充電開始
外したバッテリーをザっと掃除し室内に持ち込み充電開始しました。実験で使っている安定化電源(18V,3A)を使いました。
最初はCC(定電流)2A・CV(定電圧)14.2Vに設定しました。充電開始時は電流2A,電圧11.9Vです。
充電開始後約一時間で電流2A,電圧12.8Vですので、それほど弱ってはいないようです。
翌朝18時間後、CV(定電圧)に切り替わって充電電流が0.52Aになっていました。
18:00(約29時間後)充電電流が0.3Aになっていたので、充電条件をCV(定電圧)電圧14.5V・CC(定電流)電流0.5Aにし、さらに一晩補充電しておきます。
翌日12:45(約48時間後)充電電流が0.24Aになりましたので、充電完了としました。バッテリーの電圧を当たってみると「13.4 V」ありますので、ほぼ充電完了だと思われます。
バッテリー設置後の「ECU 初期化後の作業」
さてバッテリーの取付ですが、ECUの有る車は初期値の設定が必要なはずですが、「プログレ」に関しては詳しく書いてあるサイトが見つかりませんでした。BeatではECUリセット後可能な限りの電装系をOFFにして、エンジンが冷え切った状態でアイドリングさせ、クーリングファンが2回動作した後一度エンジンを切り、再度エンジンをかけ可能な限りの電装系をONにして、再度クーリングファンが動作するまでアイドリングさせる。という作業が必要でした。
このBeatのECU初期化を基にECU初期値設定を行ってみますが、「プログレ」には電動ファンがありません。そこで水温計が動いたら暖機終了としてやってみます。
まずバッテリーを取り付けましたが、今の車はバッテリー端子に「グリス」はつけないのでしょうか。私は気になりましたので、グリスを端子に塗ってから端子を締め付けました。
車内の電圧計を見て見ましたが、大丈夫そうです。
ECUの初期学習は次のようにしてみました。
1.バッテリーを接続
2.可能な限り電装品の電源をOFFにする
3.エンジンを始動させ、水温計が動くまでアイドリングさせる
4.一度エンジンを切り、再度エンジンをかけ、アイドリングが安定していることを確認する
5.可能な限りの電装品をONにして(エアコンも最大で)、アイドリングが安定していることを確認する
6.電装品の電源をOFFにして、アイドリングが安定していることを確認する
以上で無事完了しました。
今後のバッテリー対策
やはり、これだけ電装品が付いている放置車に近い使い方では、「デサルフェーター」だけではだめで、補充電の必要があるのかもしれません。
以前ソーラパネルで作りかけていた「青空駐車用補充電器」を早めに完成させ、バッテリー上がり対策をした方が良さそうです。
※ 2020.02.01修正 表題の「ついに」が「次に」になっているのに気が付いたので直しました。また レイアウトが崩れていたので修正してみました。