カミさんが義父の世話から帰ってくるなり「フロントバンパーぶつけてへこんじゃった」とのたまいました。もう暗くなっていましたので、明朝確認後修理することにします。
いろいろと調べてみると「樹脂製の場合、温めて直せる」とのことですので、万一に備えて「バンパーの外し方」を調べておきました。プロ並みにとまではいかないでしょうが、どうせまたあちこちこするので、凹みが目立たなくなる程度でOKとしてやってみます。
修理箇所確認
翌朝、凹みを確認するとそれほど大きくないので、たぶん何とかなりそうです。
修理準備
バンパー裏に手を入れなければならないかもしれないので、作業しやすいようにフロントを上げておきます。
この時万一に備えて、必ず後輪に輪留めをかけておきます。
煙草とティッシュは作業に必要はありませんが、私の必需品です。
用意した物は
- ドライヤー(20年以上使っている古い物です。)
- 内装外し(後から無駄になりましたが・・・・・)
- +・-ドライバー
- 養生用のテープ(後から無駄になりましたが・・・・・)
- カッターナイフ
- 軍手
作業
最初にへこんだ箇所をざっときれいにします。
フォグ用のダミーカバーを外して、裏からへこんだ箇所を押せるか確認しましたが、手が入らず無理でしたので、バンパーを外すことになりました。
外し方は“みんカラ”の“Red Leo”さんの記事「ZC33S フロントバンパーの外し方」を参考に行いました。
外すには、ねじ10本とクリップ4個ですので、バンパーは5分もあれば外れます。またタッピングビスを再度締めこむ時は、一度緩める方向にまわしカクンとなったところで締め込みます。こうするとネジ穴がバカになるのを防げます。クリップは本来新しい物を使うべきなのでしょうが、壊れていなければ、きれいに洗って再使用しています。
外したバンパーを見るとフロントリップが外れかけていますので、これもやっつけで修理しておきます。
凹んだ箇所と周辺をドライヤーで温めます。
パンパーが柔らかくなってきたら(5分もかかりませんでした)、軍手をして表に手を当てながら、出過ぎないように裏から押してゆきます。最初は大まかに直してゆきます。いっぺんに押し出さないようにして、複数回繰り返します。
妥協できるまでになった後、最後に水で濡らしたタオルで周りから冷やします。午後からカミさんが使用するので、今回は傷はササクレ立った箇所をカッターで削るだけにしてあります。終日使用しない日を見計らって、パテ埋め処理をするつもりです。(いつになるかわかりませんが・・・・・)
番外作業
今回ついでに、外れかけたフロントリップもドライヤーで温めて形状を治して取付け直しました。
修正後、バンパーを取り付けて完了です。作業自体は30分程度でした。
修理を頼むと数万円かかると思いますので、案外簡単ですのでダメもとでやってみるのも良いと思います。