1-4．まずはコムスのタイヤ交換とデフオイル交換

タイヤ交換（手組）

中古で手に入れたコムスですが、前輪の片べりがひどく兎に角早急に交換の必要がありました。レースをしたり、カーブを責めるわけではないので、純正サイズで兎に角安価に仕上げることにしました。

ネットを物色していると145 / 70 / R12が4本セットで\10,600（税・送料込み）で売っているのを見つけました。早々に発注しましたが、何とクーポンが付いて\9,600で購入できました。
買った銘柄はトーヨータイヤのSD-K7です。せっかく安く購入できたことですし、R12と小さいタイヤですから“手組”で組むことにします。
以前“ビート”で何回か手組しましたが“ビード落とし”が大変だった記憶があり、ネットで調べてみると“車載ジャッキ”を使えば簡単に出来る様なので、今回はその方法を採ってみることにしました。

 

タイヤも届き天気も良く絶好の作業日です。

 

早速コムスをジャッキアップし前輪から作業開始です。びっくりしたことに、ホイールナットはプログレと同じ“トヨタ純正アルミホイール用”が使われています。これはありがたいですが“過剰品質”ではないかなと思います。

虫を外し空気を抜き、タイヤレバーである程度ホイールからタイヤを浮かせ、潤滑オイルスプレーを吹いて浸透するまでおきしばらく時間を置きました。
ネットで見たように車載ジャッキをベルトでタイヤに巻き付けて締めあげますが、どうしてもビードが落ちません。間に2×4をはさんだりもしましたが、昼から始めてゆガタまでやりましたがどうしてもダメです。一日目はあきらめて取り敢えずビートの古タイヤを履かせてウマから降ろしておきました。酒を飲みながら再度ネットを見てみると、どうも締め上げが弱かったようです。

翌日気を取り直して再度挑戦してみましたが“大丈夫か？”と心配するほど締め上げると“パッコーン”と音と共にビードが落ちました。タイヤを外しホイール内部のゴムをカッターで取り除き、吹きかけた潤滑油は樹脂類への攻撃性が高い為、中性洗剤で洗い流してから組み上げました。一度コツがわかると早い物で、すべて終了するまでに朝08:00から11:00まで3時間ほどでした。
さらにネットで調べてみると“足場パイプ”と“クランプ”を使って“ビード落とし”が出来るとのこと。材料はあるので、今度手組するときに使ってみたいと思います。

“ホイールバランス”をとらないのが心配な方もおられるでしょうが、元々純正アルミホイールの場合“バランス重りを付けるな”とメーカーも言っていますし、60km / hrまでしか出ない車ですので、振動が出た時に考えることにします。
実際に組み換え後ちょっと走ってみましたが、問題ありませんでした。

 

デフオイル交換

 

昼飯を食べ終わってから、結構な方が実行されている“デフオイル交換”を実施しました。使用したオイルはプログレで使っている“75W-90”です。

 

コムスのデフを見てみると作業性が良さそうなので、今回は“オイル差し”で行ってみました。色々と工夫されている方がいますが、ことコムスに関しては一般的なオイル差しで問題はありませんでした。
ただ一つだけ注意点することは“オイル注入口のボルトが外れることを確認した後、デフオイルを抜く“ことです。一度”ビート“で先にオイルを抜いて注入用のボルトがなかなか外れず大変な目に合ったことが有ります。

ヘッドライトの片方が切れているため、近所の田んぼ道を一回りしデフオイルの温度を上げてから作業を開始しました。案の定　作業はジャッキアップの必要はありませんでした。

 

抜いたオイルはやはり“モリブデン入り”の物で、120mLほど抜けました。今回は100km程度走った後に再度オイル交換するつもりですので、モリブデンは入れないことにします。オイル注入口からオイルが流れ出すまで注入しましたが、入った量は180mL程度だと思います。

 

オイルドレインボルトですが、M18 x L12 P1.5でした。ガスケットの入手性を考えると一般的なM12にしておいてほしかったと思います。
ドレインボルトにはマグネットが付いていなかったので、マグネット付きのボルトとパッキンを頼んでおきましたが、○ゾンに発注したパッキンが5枚入りとのことでしたが、届いた物は一枚しか入っておらず、クレームを入れたら返金されたのはラッキー（？）でした。

 

コムス デフオイル交換（2回目）とドレインプラグ マグネット付きに交換_46,486km　2023.04.21追記

天気も良いので、前回のデフオイル交換（46,319km）から167km走行したのでデフオイルを交換しました。

 

抜き取ったオイルと、入れ替えたオイルです。前回抜いたオイルはたぶんモリブデン入りだったので解りませんでしたが、鉄粉も入っていたのではないかと思われます。
今回はまだ前回抜けきれていなかったモリブデンと思われる物が混入されていて、廃油の中にマグネットを入れしばらく置いてマグネットを取り出してみましたが、鉄は吸着されていませんでした。

 

しかし46,000km以上走行していますので今回は鉄粉対策として、新に購入した“マグネット付きドレインプラグ”に交換しました。
ドレインプラグはM18 x L12です。

 

次は500km走行後47,000kmあたりで、オイル交換してマグネットの効果を見てみたいと思います。