カミさん用に購入したルーミーですが、やれ「ハンドルが軽くふらつく」とか「ロードノイズが大きい」とか言われているようですが、これだけの装備が付いてこの価格です。不満な人『もっと高級で静かな車を買えばいいのではないか』と思う今日この頃です。
が 軽量化のためなのかリアゲート全体まで樹脂パーツを多用しています。足車としては不満ありませんが、ちょっと遠出をした時に車内騒音は気になります。

以前トヨタが特許を取った“アルミテープチューン”の記事で、“騒音も低減される”とあったことを思い出し、ネットで調べてみると結構面白そうです。実際、以前“プログレ”や“スイフト”では、“ステアリングコラム”と“フロントガラス”に手持ちの有ったアルミテープを貼り付けました。適当に張ったためか私が鈍感なのかはわかりませんが、あまり効果は分かりませんでした。

テストドライバーやレーサーなどの車の挙動に敏感な方には効果が分かるようですし、実際 メーカーのトヨタなどは販売車両にも導入しているようです。

そこで、今回は“両面導電性(粘着剤も導電性の物)”のあるアルミテープを使って実行してみたいと思います。

車の部品のほとんどは金属でできているのに、果たして“アルミテープ”ごときで効果があるのかは不明ですが、確かに金属むき出しの個所はほとんどなく、全てと云っていいほど塗装されています。塗料はほぼ100%樹脂のため、よほどの事が無い限り“絶縁物”ですので、信じてみましょう。

使用したアルミテープは“某国製”_導通はありませんでした。

“両面導電性アルミテープ”ですが、本当は3M製の物を使いたいのですが、効果があるのかどうか解りませんので、最初は安い“某国製”で試してみることにしました。使う物はテープですから後から交換できるので、あまり“耐久性“等は考えなくても良しとしました。

アルミ箔面はさておき、粘着部の導電性及び粘着面とアルミ箔面の導電性は確保できているような画面でした。

大陸製_導電テープ

大陸製_導電テープ

 

購入した物は幅10mm,厚み0.05mm,長さ25m、送料込みで$2.29(\300弱)でした。

が 入手後テープにテープを貼ってテスターで確認してみると、全く導通がありません。やはり安物はダメなのですね。
ま トヨタの記事を見てみるとテープ表面と車体が導通する必要は無いようですので、気を取り直してやってみることにしました。

最初はカミさんの目に触れないところから

購入したルーミーは“ターコイズブルー”で、外装に“銀色”のテープがあると結構目立ってしまいます。(今まで買った車は、汚れが目立たないように、ほとんど“銀色系統”でした)

今にして思えば“銀色にしておけばよかったか“とも思いますが、”後の祭り“です。
徐々に施工していれば気が付きにくいとも思いますので、カミさんに気づかれないところから、一つずつ実行してみます。

No1.ステアリングコラムカバー下

一番簡単な所からやってみました。ただ単にステアリングコラムカバーの下に、アルミテープを貼っただけです。

運転してみて最初から「ふらつき」など感じなかったため効果は分かりませんが、「ハンドルを切った時、リアが遅れて付いてくる」感じが弱くなったように思えます。
以前実施したスイフトやプログレと同様で「気は心」ですかね。

次は”ホイールカバー裏”に実施ですかね。(ロードノイズが減ると良いのですが・・・・・)

No2.ホイールカバー裏_ロードノイズ減少を狙って

購入したルーミーは”足車”として購入しましたのでしょうがないかもしれませんが、プログレと比較するとロードノイズが大きいので、しばらくは”ロードノイズ対策”をメインにしてみたいと思います。

我が家のルーミーは「テッチン(もう死語かもしれませんが、鉄ホイールの事です)+4シーズンタイヤ」で、特に” 4シーズンタイヤ”の影響だと思うのですが、ロードノイズが気になります。
そこで今回はホイールカバーの裏側に”テープ処理”を行ってみました。

ホイールカバー_使用テープ

ホイールカバー_使用テープ

 

使用したテープは、長さ約100mmを各ホイールカバーに6枚、計24枚を使いました。


ホイールカバー-施工前

ホイールカバー-施工前

 

ホイールカバーは、購入して1,000km程度しか走行していないので比較的きれいでしたが、


ホイールカバー_施行後

ホイールカバー_施行後

 

中性洗剤で洗っただけですが結構強固に張り付きました。


ホイールカバー_施行後ー拡大

ホイールカバー_施行後ー拡大

 

まだ効果は分かりませんが、少しでも静かになればよいのですが・・・・・



ここに来て、カミさんが「滝桜を見に行きたい」と言い出ました。何度か見に行っていますが、” 花吹雪”の時期に行った事が無いので調べてみると、来週後半(2022.04.20前後)が天気も良さそうなので見物に行くことになりました。カミさんはせっせと情報を集め出していますので、これは本気のようです。

いつもは遠出の時(福島県三春までは、片道150km程度になります。)はプログレなのですが、試乗を兼ねて今回はルーミーで行って見ます。
”ホイール裏 テープ処理”までは無理だと思いますが、遠出前の洗車のついでに”ロードノイズ対策”になるといわれている”ホイールハウス内”に加えて、比較的簡単な”空気抵抗減少対策”として”バンパー下”・”ルーフ”と”サイドミラー”に”テープ処理”を行ってみるつもりです。(余裕があれば、エンジンルーム内への”テープ処理”もやってみますが)

さて効果のほどはどうでしょうか。

ビンボーチューン No3-No9

ドライブ前の洗車後”テープチューン”の続きを行いました。
さすがに”タイヤホイール裏側”までは施工できませんでしたが、”フロントガラス”以外はほぼ実施できました。

実施した箇所は以下の通りです。

No3.”ロードノイズ”と”燃費向上”が期待できるとのことで実施しました。ルーミーは隙間が広く、タイヤが付いたままで貼り付けられました。

No4.前輪と同じくタイヤを付けたまま実施できました。前方には”樹脂部品”で覆われていないため、小さな”泥除け(?)”に貼り付けました。

サイドミラー下

サイドミラー下

 

N05.サイドミラー下
”風切り音(?)”対策らしいです。


N06.前後バンパー下の左右に比較的長く(たぶん15cmくらい)貼り付けました。これは”燃費向上”か”高速安定性向上”なのかもしれません。
”フロントバンパー下”の写真にある様にテープが切れていますが、見えないので気にしません。テープが0.05mmと薄く、長めに貼ったところは何カ所かで同じ状況になっています。

ハイマウントストップランプ上部

ハイマウントストップランプ上部

 

N07.”ハイマウントストップランプ”の前方に貼りました。これも”高速安定性向上”と”燃費向上”ではないかと思います。


ボンネット_フロントガラス側

ボンネット_フロントガラス側

 

No8.ボンネット裏のフロントガラス側に貼ってみました。トヨタの特許にもあったような気がしますが、”なんの効果がある”のかわかりませんが、たぶん”風切り音低減”ではないかと・・・・・


No9.エンジン吸気系にテープを貼ってみました。吸気パイプは結構細く なお且つ何カ所かカーブしていますので、吸気の抵抗があると思われますし、静電気の発生が多いと思われる”吸気フィルター”の上にも貼ってみました。
”エンジン音低減”と”燃費の向上”を期待したいものです。

今週(2022.04.17 ー 24)天気の良い日を見計らって「三春の滝桜」を見にドライブしてきますので、結果はその後となります。
結果をお楽しみに・・・・・

三春滝桜までのドライブで 2022.04.19

ブログにも書きましたが、ルーミーで4.19に三春まで滝桜を見に行ってきました。

往復200kmの高速を合わせて約300kmのドライブでしたが、”アルミテープ”の効果は感じられませんでした。
レーサー等車の運転や性能が分かる方にはわかるのでしょうが、やはり私の様な鈍感な人間にはわからないほど微妙な効果なのでしょう。

メーカーが特許を取るほどですから、効果が分からなくても剥がす必要もないでしょうからそのままにしておきます。
購入した”アルミテープ”はまだだいぶ余っていますので、プログレ等をいじった時にでも目立たないところに貼ってみるつもりです。

これにて”ビンボーチューン アルミテープ編”は終了とします。