以前一度バッテリー上がりを起こしているプログレですが、付いているバッテリーが平成25年(2013)に取り付けられた物のようですので7年を過ぎていますし、(よく見ると平成25年2月とありますので、ほぼ8年経過しているようです。)
 メンテナンスフリーバッテリーのため補水を出来ず、そろそろ危なそうで最近エンジン始動のクランク時元気がなくなってきまし、話によるとメンテナンスフリーバッテリーは「突然死する」との情報もあり、この際給水タイプのバッテリーに交換することにしました。

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交換するバッテリー

 

 購入したバッテリーは「AC Delco CN60B24R」で一般仕様の給水タイプです。なぜ「給水」にこだわっているかと云うと「デ・サルフェータ」を取り付けているので、バッテリーのメンテナンスを行ううえで有利になると思われるからです。
 それに理論上バッテリー液は蒸発するはずですので、いくらメンテナンスフリーと云っても、そうそうウマい話はないのではないかと思っていますので・・・・・。
 この「デ・サルフェータ」は以前紹介させて頂きましたが、なかなか優秀で6年で25,000km弱しか走行していませんが、MFバッテリーをここまで持たせてくれました。今度はどこまで持つのか試してみたいと思います。

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使用したグリス

 

 最近バッテリー交換を調べてみても「バッテリー端子にグリスを付ける」と書いている記事を見かけなくなりました。「ジジイ」はどうも気になりグリスを使っています。

 バッテリー交換で気を付けなければならないのは、近頃の車は昔の車と違いコンピュータ制御になっているため、バッテリーを外すと時計の再設定やラジオの再設定だけではなく、エンジン制御やパワーウィンドウの設定までやり直す必要が出ることです。

 その前に おさらいですが、バッテリー交換時の注意点としてバッテリー配線の順序を間違わないことが重要です。
   ・外す時はマイナスを外してからプラス側を外す。
   ・取付時はプラス側を接続してからマイナス側を接続する。
この順番を間違えないことです。間違えると感電やショートの危険性が大きくなります。

 私が行った「エンジン制御の再設定」を紹介させてもらいます。以前行った方法(Beatで行う方法)に若干改良を加えています。

  1. 作業前日に、可能な限りの電装品をOFFにした状態で、バッテリーのマイナス側のターミナルを外しておきます。
  2. 外して置いたバッテリーターミナルを接続します。
  3.  電装品(エアコン・車内換気ファンを含めます)がOFFになっていることを確認して、アクセルを踏まずにエンジンを掛け暖機運転をします。
  4.  エンジンが十分温まったことが確認出来たら(30分ぐらい?。クーリングファンが電動の場合は2回ぐらい電動ファンが回れば良いようです。私のプログレは初期型のためクーリングファンは電動ではありません。)一度エンジンを切ります。
    この時、エンジン回転が見られるのであれば、エンジンの回転数を記録しておくと良いと思います。
  5.  再度エンジンをかけ、アイドリングが安定していることを確認します。
    この時、エンジン回転が見られるのであれば、エンジンの回転数を記録しておくと良いと思います。
  6. 可能な限りの電装品をONにし、アイドリングが安定していることを確認します。
    この時、エンジン回転が見られるのであれば、エンジンの回転数を記録しておくと良いと思います。
  7. 先程ONにした電装品をOFFにし、アイドリングが安定していることを確認します。
    この時、エンジン回転が見られるのであれば、エンジンの回転数を記録しておくと良いと思います。

以上で完了です。後はいつも通りに運転すれば、エンジンコンピューターが学習を重ねてゆくはずです。

ちなみに今回再設定を行った時のデータは次の様でした。

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新規バッテリー設置

 

 翌朝朝8時に作業を再開しました。この時の外気温度は-6℃でしたが、電圧は以下の通りでした。
 写真ではまだバッテリーのマイナス端子は接続していない状態です。


気温:ー6℃

旧バッテリー端子電圧=12.35V
接続前バッテリー端子電圧=12.81V
やはりバッテリーはだいぶ弱っていたようです。

接続直後:ほとんどの電動機器OFF

ACC ON:車内電圧計=12.2V , バッテリー端子電圧=12.31V
イグニションON:車内電圧計=11.8V , バッテリー端子電圧=12.18V
エンジン稼働:車内電圧計=14.2V , バッテリー端子電圧=14.46V
           ※ 暖機前 エンジン回転数=1000rpm弱

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暖機終了時_水温計

 

暖機終了時:約30分後の水温計

エンジン稼働:車内電圧計=13.9V , バッテリー端子電圧=14.26V
           ※ エンジン回転数=650rpm

エンジン再始動時:ほとんどの電動機器OFF

キー OFF:バッテリー端子電圧=13.21V
ACC ON:車内電圧計=12.3V , バッテリー端子電圧=12.55V
イグニションON:車内電圧計=12.0V , バッテリー端子電圧=12.34V
エンジン稼働:車内電圧計=14.0V , バッテリー端子電圧=14.31V
           ※ エンジン回転数=650rpm

エンジン再始動時:エアコン最強,ヘッドライトON,リアデフォッガON

エンジン稼働:車内電圧計=13.5V , バッテリー端子電圧=13.85V
           ※ エンジン回転数=650rpm

エンジン再始動時:ほとんどの電動機器OFF

エンジン稼働:車内電圧計=14.0V , バッテリー端子電圧=14.31V
           ※ エンジン回転数=650rpm

通常状態:エアコン設定25℃,ファン回転数2目盛り,ヘッドライトOFF,リアデフォッガOFF

エンジン稼働:車内電圧計=14.0V , バッテリー端子電圧=14.31V
           ※ エンジン回転数=650rpm

以前に比べて燃費が悪くなったとか、ぎくしゃくするようになった、加減速の追従性がおかしくなった、等の症状がエンジンコンピューターの問題であれば直る可能性があるようです。
 交換後、今まで元気のなかったスタータモーターが元気よく回るようになりました。

 車のバッテリーの電圧は12Vですが大電流を流すことが出来ますので、作業は十分注意して行ってください。

              最悪 死にます!!

 後はすでにできている「青空補充電装置」の設置ですが、なんだかんだで一日仕事になりそうなので、余裕をもってできる日に実施するつもりです。

うまくいったら、また報告させてもらいます。

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取り外したバッテリー

 

 交換した使用済みバッテリーですが、「ソーラ発電」の蓄電池として余生を送ってもらう予定です。
 その前にバッテリー液がどうなっているのか分解してみたい気もします。

 バッテリー交換後「エンジンコンピュータのリセット」でWebを徘徊していると、「一般社団法人 大分県自動車整備振興会のHP」に方法が載っていましたが、「「EFI」ヒューズと「ETSC」ヒューズの2つを同時に抜かないとリセットされない」とありますが、プログレには「ETSC」ヒューズが見当たりません。これかな?と思うヒューズは「ETCS」ヒューズです。定かではありませんが、「EFI」ヒューズと「ETCS」ヒューズを抜き、60秒以上放置するとリセットできるのかもしれませんが、バッテリーのマイナス端子を外す方が楽で確実なのではないかと思います。