7月でいなくなったホウネンエビを孵化してみます。

ホウネンエビを飼っていた水槽の底砂を、乾燥させて取って置いた物で試して見ます。

用意した物

用意した物

 

 細かい川砂と、卵が産みつけてあると思われる飼育していた底砂です。

セット

セット

 

 水槽に川砂を薄く敷いて、湿らせた状態にします。

使用済みの底砂

使用済みの底砂

 

 湿らせた川砂の上に、以前飼育していた底砂をカップ一杯振りかけます。

使用済みの底砂投入

使用済みの底砂投入

 

 産みつけられているだろう卵が十分に湿る様に、3時間ほど置いておきました。

水入れ直後の水面

水入れ直後の水面

 

 きれいな水を静かに注ぎ、希望の水位にします。

 細かい砂?が浮き上がりましたが、もしかするとこれが「ホウネンエビの卵」かもしれません。

しばらくたった水面

しばらくたった水面

 

 しばらくすると、水面に浮いていた砂が沈んだようです。

           

しばらくたった水槽

落ち着いた水槽_2018.08.18

 

 孵化には光も必要と書いてあるサイトがありましたので、念のため日中は照明を当てておきます。一週間ほどこのまま様子を見ます。



 ダメであれば、「冷凍保存」した物で試してみます。

孵化したようです。2018.08.20追記

 08.18に実験を始めた「ホウネンエビの孵化実験」ですが、今朝水槽の中で小さな白い物がちょろちょろしていました。悲しいかな夫婦して老眼のため良く見えませんし、カメラで写してみましたがうまく映りません。一週間程度で5mm程度になるとのことなので、しばらく様子を見てみます。「ミジンコ」でなければ良いのですが・・・・・

写真を撮ってみました。2018.08.21

 今朝見て見ると、昨日より確実に大きくなっており1mm程度の成っていました。何とか写真を撮ってみましたが、私の腕ではここが限界のようです。

 分かりにくいのですが、黄色い丸で囲んでいるのが孵化した「ホウネンエビ」です。

 昨日息子が止まりに来たので、自宅まで送っていくと玄関先にメダカを飼っていて、その水が適度に「グリーンウォーター」になっていたので、500mLペットボトルに一本もらってきました。大きくなるまでのしばらくの間餌に不自由しなくて済みそうです。早速5mLほど与えておきました。

大きくなってきました。0218.08.24

ホウネンエビ_拡大

ホウネンエビ_拡大

 

 孵化が確認出来てから今日で4日目です。老眼の「じさま・ばさま」にも見えるぐらいの大きさになってきました。今日から「グリーンウォーター」を10mL与えることにしました。

 まだ体色は白っぽいままですが、どのくらいの大きさになれば色が付くのでしょうか。写真が撮りにくくてしょうがありません。

ホウネンエビ水槽

ホウネンエビ水槽

 

 気になるのは、水槽の縁にある「卵」らしき物で、結構な数が見えています。今度集めて一度乾燥させた後、再度水に入れてみます。

 昨日某オークションでEOS 60D(液晶が壊れているジャンク)を落札しましたので、うまくするとリモートで撮影できるようになると思いますので、若干でも撮影が楽になるのではないかと思います。

 うまく使えるようでしたら、「納戸」に改造記事を載せるようにします。

孵化確認後一週間経ちました。2018.08.29

 今日で孵化確認後一週間経ちました。大きい物は5mmほどになり「ホウネンエビ」らしくなってきています。

ホウネンエビ_群泳

ホウネンエビ_群泳

 

 結構な数が居ますが、大きさにばらつきが多く生まれたばかりの物もいるような気がします。

ホウネンエビ_卵

ホウネンエビ_卵?

 

 水面の縁に卵らしきものが数多く見受けられます。あるサイトの情報によると「すべての耐性卵が孵化するわけではなく、孵化する条件が決まっているわけではない。」とありましたので、2週間後に当たる今週土曜日に底床と浮いている卵らしき物を、再度乾燥保存してから2度目の孵化実験を行ってみるつもりです。

「ホウネンエビ」の耐性卵回収 2018.09.03

 08.20に開始した「ホウネンエビ」の孵化実験ですが、09.01に「グリーンウォーター」から「クロレラ」と「スピルリナ」の粉末に変えたところ、明らかに「ホウネンエビ」の数が少なくなってきました。

 いなくなったのは小さな「ホウネンエビ」で、大きな個体は残っています。

 自然界では個体差があまり目立ちませんが、今回孵化させた物の大きさはまちまちでした。小さな物は「グリーンウォーター」以外を摂取出来ないか、大きな物に捕食されたのかもしれません。まだ小さな個体も生存していますので、小さな物が大きくなるまで「グリーンウォーター」と「サプリメントの粉末」を併用することにしました。

 孵化が確認できたのが08.22ですからほぼ2週間が過ぎ、水面に浮いている卵と底床にあるであろう卵をいったん回収して、再度乾燥保存して置くことにしました。

 まず 水面に浮いている卵をスポイトで回収して水を極力取り除きました。

ホウネンエビの生き残り_17匹

ホウネンエビの生き残り_17匹

 

 次に水槽から「ホウネンエビ」を別容器に移します。全部で17匹いましたが、やはり大きさはまちまちです。

 余分な水を別容器に移したうえで、底床の川砂を回収した水面の卵と一緒にします。これを乾燥させてペットボトルに保存して置きます。

リセット後

リセット後

 

 水槽をきれいにしてから、新しい川砂を敷いて再度セットします。

 別容器にとってある水と「ホウネンエビ」を入れ、水を規定位置まで足します。

 今いる「ホウネンエビ」が居なくなってから、今回回収した卵で再度孵化実験をすることにします。

結構大きくなり、尾に色が付いた物もあります。2018.09.08

ホウネンエビ_2018.09.08_1

ホウネンエビ_2018.09.08_1

 

 数はだいぶ減りましたが、大きくなり写真も撮り易くなりました。

ホウネンエビ_2018.09.08_02

ホウネンエビ_2018.09.08_02

 

 大きな物は尾に色がついているのが、「老眼の肉眼」でもわかるようになっています。

 ただ 田んぼで撮ってきた時のように、緑色になりません。「グリーンウォーター」が足りないのでしょうか。次に孵化させるときには、一部を「グリーンウォーター」の中で育ててみようかと思います。

「ホウネンエビ」耐性卵の2度目の乾燥完了。2018.09.09

2度目の乾燥

2度目の乾燥

 

 昨日乾燥が終了したと思われますが、大事を取ってもう一日天日干しをし、これを保存することにします。

卵?

卵?

 

 容器の縁に卵らしき物が乾燥して着いています。今月末あたりにこの物だけを孵化するか試してみます。

 現在いる中の一匹が緑色になってきています。同じ水槽で同じ餌を与えているのに、他の物の体色はベージュです。何が体色に影響するのか不思議な物です。

新たな発見 2018.09.11

茶色と緑

茶色と緑

 

 うまく「ホウネンエビ」の写真が取れたので載せました。茶色と緑色が混泳しています。

 体色について調べていますが、未だに回答が出ません。20cmキューブ水槽で孵化して同じ環境&餌を与えられていますので、環境にも餌にも違いはないはずです。もし餌だとしたら、餌の好みが動物性プランクトンと植物性プランクトンに分かれているのかとも思いますが、それほど高等な生物とも考えられません。やはり遺伝的な物ではないかと思い始めました。

 別件ですが、「ホウネンエビ」の学名「Branchinella kugenumaensis」は神奈川県藤沢市鵠沼に由来すると書いてあるのを見つけました。

 私は半世紀超前に同所に2年ほど住んでいました。当時はまだ「ハス沼」があり、沼の横には水田が有りました。クチボソやザリガニ・ウシガエルなどが多く住んでいて、よく悪ガキ達と遊んだところです。

 しかし 小さな「ホウネンエビ」などは目に入りませんでした。せっかく近くに住んでいたのに気が付かなかったのが残念ですが、子供の興味をひく生き物ではないのかもしれません。

あれだけ孵化した「ホウネンエビ」が2匹になってしまいました。2018.09.20

ホウネンエビ

ホウネンエビ

 

 あれだけ孵化した「ホウネンエビ」が2匹になってしまいました。自然界もこのようなものなのでしょう。

今日この二匹が産卵行動をとっていましたが、どうも2匹共♀のようですので、無精卵でしょう。

 この2匹がいつまで生きているかですが、ここにきて朝晩冷え込むようになってきましたので、そろそろ温調をんが得なければなりませんが、その前にまともな照明を作らなければ・・・・・

2018.11.04 一匹になってしまいました。

最後の一匹

最後の一匹

 

 今朝水槽を除いてみると、昨日動きの鈍くなっていた一匹が死んでいました。残りは一匹になってしまいましたが、あとどのくらい生きるのでしょうか。