久々に近所の川にエビ採取に行ってきました。
今夜から天候が崩れるとの予報でしたが、日中は薄曇りであまり暑くないので、久々に近所の川に「エビ取り」に行ってきました。
今回はスイレン鉢のボウフラ対策に、ドジョウも数匹持ち帰る予定でしたが、生憎水量が極端に少なく魚類は全く取れませんでした。
狙うエビの種類など
私が狙うエビは、一般に「ミナミ」で通ている「シナヌマエビ」ですが、皆さんは採取したエビの見分けはどのようにされていますか。
よく言われる見分け方は、背中の曲がり具合・模様・目の付き方・第二胸脚の長さ・関節の色等々色々ありますが、採取現地で老眼を駆使して選別するしなければならないため「絶対にスジエビを混入させない」ように、体色があるかどうかに絞って選別しています。この方法であれば取ったエビが1/3から1/5になってしまいますが、ほぼスジエビの混入はないようです。
ガサ入れの道具など
そのため、採取には白の選別ケースをもっていってゆき、タモで救った獲物を白のケースに入れて、色のついている物のみを持ち帰り様ケースに移しています。こうするとゴミも減りますし一石二鳥です。
私がガサガサの時の持ってゆく道具です。タッパーは持ち帰りの容器で、青い網は足場用の網、選別用に白い小さなネットとレンゲが入っています。
水合わせなど
私はこのエビに関しては、水合わせにそれほど気を使う必要はないと思いますが、予期せぬ生物の混入が嫌なのでほぼ実施しています。
水合わせの方法は次の通りです。
- 持ち帰った物を水も含めてプラケースに移し、エアレーションしながら水槽に1時間ほど浮かして水温を合わせます。
- プラケースの水を半分水槽水に入れ替えて、さらに一時間程度ならします。
- プラケースの水を水槽水に入れ替えて一晩おきます。つまり最終的に3/4の水を水槽水に入れ替えて一晩そのままにしておきます。
- 最後に全部を水槽水にした物に入れて一時間ほどたった後、生体だけを掬いだして水槽に入れます。
なぜこのような方法を取るようになったかというと、以前採ってきた物をそのまま水槽に入れていてヒルが混入してしまい、リセットを余儀なくされたことがあるからです。たぶん体や、消化器官に卵か小さな生体が付いていたのではないかと思います。
成果
現地に行ってみると、田植えの為水が引き込まれたためか異様に水量が少なく、水辺の水深は10cm程度しかないうえ、川辺にボサが無く石だけになっています。試しに石を返しながらタモを入れると、少ないながらエビがタモに入ってきますが、魚が全く入ってきません。本日のスイレン鉢のボウフラ対策要員確保はお預けです。
全部で200匹ほど取ったでしょうか、そのうち選別した40匹ほどを持ち帰りました。
プラケースに入れて水合わせの最中です。
中に見える青い網は百均の台所用水切り網を細く切ったもので、足場材として使っています。
その他
水合わせをしているとき、ふと水底を見ると「まっくろクロスケ」と呼んでいるカビが発生しています。
「まっくろクロスケ」はよくわかりませんが、残餌に発生したカビではないかと思います。「となりのトトロ」に出てくる「マックロクロスケ」にそっくりな物です。水合わせの待ち時間にチューブで吸い出しておきました。後は明日朝の作業になります。
水合わせ&トリートメント後 2018.05.03追記
昨日採ってきた「シナヌマエビ」の水合わせ後です。
40匹ぐらいだと思っていましたが、100匹弱いそうでした。そのうち緑色の濃い15匹を、居間の0cmキューブに入れ、残りは90cm水槽に入れました。