水槽内に炭を設置するときには、前処理が必要な様です。

私は現在水槽内に植物を設置するときには、メンテナンスを容易にするためモス類やナナ等活着する物は炭・溶岩等に取付けて設置しています。

炭設置の悪影響

流木では水槽内が汚れることと、メンテナンス時にせっかく活着した物をリセットしないといけないため、炭を使用することにしました。以前は炭ではなく流木を使っていましたが、炭を水槽内に入れても悪影響はなく、水の浄化・微生物の繁殖等、いいことずくめのような記事が多く、それを信じての変更でした。

しかし炭に変更した当初、植物の生育が悪くモスなどはヒョロヒョロになり、そのうちなくなってしまいます。Webで諸兄の情報を見てみても、炭に対して悪く書いてあるところは見かけられず、水質浄化・脱臭等かえって良いことばかりが目立ちます。

腑に落ちないので炭について調べてみると、ある記事が目に留まりました。それによると炭にはカリウム・リンが多量に含まれており着火しやすい。昔から流水に浸け起きした炭は燃えにくいと言われているのは、カリウム・リンが溶け出して燃えにくくなるためだ。とのことです。

確かにメーカーから水草用肥料が出ていますが、その中には草木灰を固めた物があるようで、少しずつ炭を設置していれば問題なかったのかもしれませんが、エビの隠れ場所を作るためいっぺんに流木から炭に変えたので、バランスが狂ったためと思われます。

エビの繁殖率も極端に下がった気がします。たぶん水のpHが上がり、アルカリに傾いたのではないかと思います。

炭設置前にやっていること

現在は使用している炭のほとんどを何度か煮沸し使用しているので、以前のようにモス等も育つようになり、エビも少しづつ増えてきました。

設置後のメンテナンスが楽な炭ですが、他人の情報をうのみにせず自分なりに考えることが必要だということを、この歳になって再認識しました。特にエビメインで管理されている水槽で、炭を使用してモスを設置する場合には注意が必要な様です。

今後の予定

確かpH試験紙があるはずですので探してみます。買ったことは覚えているのですが、どこにしまったかがわかりません。見つかったら、炭による水のpHの変化と前処理について確認してみたいと思います。

こうご期待!!