昨日(2018.07.03)最後の一匹が旅立ってゆきました。底床の砂は水槽の掃除のときに一度入れ替えてありますが、入替後に産卵していることは確認してあります。
ホウネンエビの発生条件
ホウネンエビの発生条件について、以下の条件が言われていますが、はっきりしないので確認してみることにします。
- そのまま
- 水の入れ替えのみ
- 完全乾燥後、再度浸水
- 完全乾燥後、10℃以下で一月以上保存後浸水
以上が集めた情報です。
1.そのまま
「1.そのまま」は一月以上飼育しましたが、孵化した気配はありません。一説によると「親が食べてしまう」ともいわれているようですが、どうなのでしょうか。
但し田んぼに居るホウネンエビは、同じ田んぼに大きな物の集団と小さな物の集団が有り、そのままでも孵化しているのかもしれません。ある時を境に姿が見え亡くなった後、再度見かけるようになることもあります。
見逃していただけかもしれませんが、大きさが違うので孵化を繰り返している可能性も否定できません。
この条件に関しては、再度確認してみようと思います。
2.水の入れ替えのみ 2018.07.04実験開始
2018.07.03にすべてのホウネンエビが死に絶えたため、底床の砂を残し一度水を全て新しい物に入れ替えてみました。とりあえず2週間ほどそのままにしておきますが、流れが無いと水が腐敗したりボウフラが湧いたりしますので、弱くエアレーションしておきます。
2018.07.10 現状
ホウネンエビの孵化サイクルの確認を始めて一週間ほどたちますが、未だに孵化の気配が無くどうなのかと思ってウェブを徘徊していたところ、次のサイトを見つけました。
「自然のチカラ~昆虫や野生動物、植物の不思議」内の
「ホウネンエビの寿命ってどれくらい?」
このサイトによると孵化の条件は書かれていませんが、1~2ケ月程度と書かれていますので、孵化までまだまだかかりそうです。
始めた確認試験以外の条件での孵化条件の確認も並行して行ってみようと思います。後二つの条件「完全乾燥後の水投入」と「完全乾燥後冷却後の水投入」を開始してみます。
今日から一月ほど冷却しますので、お盆頃の開始になるかと思います。
※ 今朝(2018.07.10)ヤフーニュースの載った北海道新聞の記事に、シレトコホウネンエビ」という新種が発見されたとありました。
詳しくはURL;https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180709-00010001-doshin-hok に記載がありますので、興味のある方は見てみてください。
この記事に「ホウネンエビは甲殻類鰓(さい)脚綱に属し、ミジンコの祖先」とありますが、形と云い「アノマロカリス」というカンブリア紀の生物に似ているのもそのせいでしょうか。(大きさはだいぶ違うようですが・・・・・)