コムスの駆動バッテリー残量計と警告音

 春のお彼岸も近づき桜の開花予報も出始め、そろそろ”コムス”も活動範囲が広がり始めました。そこで問題になってくるのが”何キロ走れるのか”知るための”バッテリー残量”です。
 コムスのバッテリー残量計については多くの方が調べておられますが、私が見る限りあまり確信の持てる結論は出ていないようです。

マニュアル抜粋

マニュアル抜粋

 

 サービスマニュアルからの抜粋を貼り付けておきますが、コムスの残量計は“積算電流”で管理しているようです。そのため回生ブレーキが使われた場合充電されるため目盛りが上昇することもあるようです。但し回生時の充電効率をどのように取り扱っているかは不明です。

 バッテリー電圧でバッテリー残量を表示する場合、バッテリーの特性上多くの場合休止後バッテリー電圧が若干上がるため的確な使用電力が分からなくなりますが、あとどのくらい走れるのか知るためには一長一短があります。
 よく“バッテリーが弱っていて、満充電でもすぐに残量が無くなる。”との話を聞くので、バッテリー電圧と使用積算電流の両方を見ているような気がします。
 結局は個々のバッテリーの状態によってバッテリー容量に違いがあり、一概に“あと何キロ走れる”とはならないようで、結局は使用者の勘に頼るしかないのではないかと思います。

コムスのバッテリ残量警告

下記に私なりに調べた“バッテリー残量警告”を纏めてみましたので、参考にしてみてください。

駆動バッテリー残量警告とその状態

コムスの警告には何種類かあり、ユーザーマニュアルに書かれていない物も多くあります。

みんカラ“ITA3”さんの記事とそのコメント欄から
       URL;https://minkara.carview.co.jp/userid/3194228/car/2851095/5631401/note.aspx

  • 走行中残目盛り4 → 3,3 → 2,2 → 1に切り替わる際に、「ピピピ!ピピピ!ピピピ!」と断続的警告音のみ鳴る。
  • 残目盛りが3を切った状態で発進するとき、3回警告音のみ鳴る。← アクセル踏み込み時に警告音が出るのは、電圧が60V前後に低下したときらしい。
  • 私の場合、残目盛りが4前後の状態で上り坂を走行中アクセルを踏み込むと、残量計が点滅し警告音が断続的に鳴る。← たぶん大電流を流そうとするとバッテリー電圧が下がるためだと思われる。(上記同様の理由か?)

Okuhida Base 「コムス 乗り方・留意点について」より
                URL;https://corritrip.jp/jpn/mobi/pdf/coms.pdf

 結構実用的な書き方がされています。他のコムスレンタルでも同じ説明がされているようですので、もしかするとメーカーから出ている資料かもしれません。

  • 残目盛りが3になると、「ビー、ビー、ビー」と注意音が鳴り、3回くり返すと注意音は消えます。
  • 残目盛りが2になると、「ピッ、ピッ、ピッ」と少し短めの注意音が 5 回鳴り、その後音は消え、同犠に走行を続けることは可能です。
  • 残目盛りが1になると、「ピ、ピ、ピ」ともっと短い注意音が 5回鳴り、その後音は消えますがそのまま走行を続けると、 1つだけの目盛が点滅し、警告音が連続して鵬り、30秒後、またはモーターが走行できない電圧になると、システムが停止し、車両も止まってしまいます。

以上ですが、結構警告音が煩わしいので、そのうち何とかしたいと思います。

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