手長エビの唐揚げで晩酌

調理終了

調理終了

 

 昨日釣ってきた“手長エビ”ですが、釣り場から保冷剤を浮かばせた水道水に入れエアレーションしながら持ち帰りました。帰宅後すぐに1~2%程度の塩水に入替、寝る前に再度水を入れ替えさらに翌朝・昼と5回ほどの水の入れ替えを行って“泥抜き”をしました。
 この時“汽水”にしているのは出来るだけ生かしておくためです。よく「手長エビは水道水でも問題ない」と出ていますが、カルキ抜きをする必要は無いとは思いますが、生息域に近い状態の浸透圧が良いのではないかと考えています。

泥抜き終了

泥抜き終了

 

 この泥抜きでは3回ぐらい水替えをすると、ほとんど汚れが出なくなっています。エビの消化器官は短い為、半日程度ですべてが排出されてしまうと思われます。ここまで泥抜きをするとエビの口から胃を取り出してみてもほとんど汚れが無くなっていますので、よほど大きな物以外はそのまま食することができると思います。


酒〆

酒〆

 

 泥抜きの完了した“手長エビ”は“酒〆”をしますが、“ボウルに入れて日本酒を注ぐ”とよく言われていますが、日本酒は人が飲めるのでもったいないので、私の場合はビニール袋に“手長エビ”入れ、塩を適量入れたうえで料理酒を入れて〆ています。


酒〆中_水中でエアー抜き

酒〆中_水中でエアー抜き

 

 この時出来るだけ少ない量の料理酒で〆られるように、“手長エビ”を入れたビニール袋を水に浸け、空気を抜き口を閉じるようにしています。こうすることで“手長エビ”が暴れて注いだ料理酒が飛び散ることが無くなり、カミさんに怒られることもなく、後片付けも少なくなくなります。


 “酒〆”した後ザっと水洗いし、次はエビの角と尾の剣を取り除きます。特に大きなエビの角は触感が悪くなりますし、尾の剣は油で揚げる時油跳ねの原因になるとのことなので、極力取り除く様にしています。特にカミさんに調理してもらうので、尾の剣は極力取り除く様にしています。

(今回下処理を終えてかぞえてみたら45匹ではなく44匹でした。)

下処理終了

下処理終了

 

 全て下処理を終えた手長エビはペーパータオル等で水気を切って冷蔵庫に入れ、後はカミさんに上げてもらいます。


調理終了

調理終了

 

 今夜の酒のつまみは豪華に“手長エビの唐揚げ”となり、いつもより酒が進みました。
 カミさんには感謝です。

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