長年使ってきたLogicoolのマウスM510ですが、ここのところの暑さで動きがおかしくなりました。使い始めは何ともなく普通に使えるのですが、しばらく使っているとスクロールが出来なくなったり、反応しなくなったりします。しばらく電源を切ってから使うと初めのうちはちゃんと動きます。
暫く掃除をしていなかったので分解掃除をしましたが、一向に改善しません。
しょうがないので一番安いUniting接続のマウスM235を購入しました。Uniting接続にこだわるのは、外部ディスプレイで図面等を描くときに外付けキーボードも使用するため、ノートPC(これも古いのですが、HPのProBook 430G2)のUSB端子が少ないので、USB1個でマウスとキーボードが接続できるためです。
ひとまず何とかなりましたが、取り敢えず使える状態になったので、どうも納得いかないのでM510を修理してみることにしました。
暫く通電した後不具合が発生すると云う症状からすると、電解コンデンサーまたは半導体の劣化だと思われますが、10年以上使っていることから電解コンデンサー不良の公算が高いと思い、まずは電解コンデンサーを交換してみます。
マウスM510の分解方法は
電池を抜き、タッピングビス2本を外します。
隙間にカッター等を入れてコジリ、嵌合を外し上下に分解します。
ホイールユニットを外します。ホールユニットは一か所の嵌合で固定されています。
基板を止めているタッピングビス1本を外し、電源コネクタとレーザーユニット接続フラットケーブルを外しまました。
が 実はレーザーユニット接続フラットケーブルを外したのは失敗いで、レーザーユニットは基板と切り離さないで、レーザーユニットごと取り外さないとえらい目にあいます。(あいました!!)
熱収縮チューブを剥がしてみるとコイルでした。
電解コンデンサーは100uF 16V → 100uF 35Vで代用しました。電解コンデンサーですので、耐圧さえ気を付ければそれほど気にしなくても良いかと思います。
半田付けと清掃を済ませ組立後、電池を入れて動作確認したところ、無事動作するようになりました。
慣れでしょうが、やはり使い慣れたマウスは使いやすいです。せっかく購入したM235ですが、当面は出番がなさそうです。
もし、同様にM510を修理される場合、レーザーユニット接続フラットケーブルは基板から外さないのが吉です。
何とか接続できましたが、二度とやりたくない作業です。特に私の様な年寄りは“目が見えない”・“手が震える”等で、散々な目にあいましたので・・・・・