先日壊れたディスクトップPCの復旧を試みました。

 状況は起動ごとに違うメッセージが出て再起動を繰り返します。ごくたまに立ち上がりますが、とても使用できるような状況ではありません。

 5年ほど前に虎の子をはたいて組み上げたPCで、初めてXeonを使用した物で、Windows8.1のアップグレードのWindows10pro64bitで動いていました。今では大したものではないかもしれませんが、私の使い方では十二分な仕事が出来る物です。

故障個所

 昔からの習慣で「起動ディスク」にデーターは置いていませんので、とりあえずOSを再インストールしてみましたが、一度立ち上がっても数回起動を繰り返すと同じ症状が出てしまいます。

 メモリーが壊れたのかと思い、何かあった時にとまだとってあるWindows7(i7)のメモリーに差し替えても症状に変化はありません。

 フリーの「AOMEI Partition Assistant Standard Edition 7.0」を使ってSSD(SANDISK 500GB)を初期状態にして再度OSをクリーンインストールしても、Windows8.1からWindows10にアップグレードする段階でエラーが出てしまい先に進めなくなり、Windows8.1で数回起動を繰り返すと起動できなくなってしまいます。

 

 最後の手段で、起動ディスクをSSDからHDDに変えてOSをインストールしたところ、Windows10まで問題なくアップグレードでき、複数回起動を繰り返しても正常動作します。これはと思い、メモリーを元の状態にしても問題は発生しません。

修理

 SSDに不具合が起きていることは間違いなさそうなので、ノートPCにUSBで繋ぎ「EaseUS Partition Master Free」を使ってみると、案の定セクターが一か所不良でした。「EaseUS Partition Master Free」で修復まで行っていますので、「Ease US ToDo BackUp free」を使ってHDDをSSDにクローンし、「EaseUS Partition Master Free」を使ってSSDの修復を行なった後、起動ディスクをSSDに変更して事無きを得ました。

 

 本来であれば起動ディスクは新規にした方が良いのですが、一度SSDの速さになれるとHDDにはなかなか戻れません。早急に新規のSSDに変更したいのですが、先立つものがなかなかどうして工面できません。

転ばぬ先の杖?

 今回はまさかのSSD不具合でした。今までSSDは6台ほど使用していますが、初めての経験でした。今後このような症状が出た場合、まずは起動ディスクを疑うことにします。

 

 もし皆さんも同じようなことが起きた時には、参考にしてみてください。但しこの方法では正常なPCが必要になりますが、「HDAT2」を使用するとDOSベースですが、同様なことが出来ますので、「転ばぬ先の杖」として、一つ手持ちにしておくと良いかもしれません。