一本杉渓流魚センター_異変あり
昨日は朝デイサービスが義父を迎えに来てくれることになり、午前中は天気も持ちそうなので、久々に夕食用のマスを釣りに、年に数回行く日光市小百川にある“一本杉渓流魚センター”に行ってきました。昨年は鹿沼市の外れを通ったところ、通勤ラッシュに巻き込まれ1:30以上かかったので、今回は鹿沼市の町中を使ってみたところ、1:00ぐらいで着くことが出来ました。
釣り場(釣り堀ですが・・・・・)に着くと、先客が一組 八王子ナンバーの小学生の男の子と両親3名がいて、係の人は付きっ切りで釣り方を教えています。
この釣り場は足元が良いので小さな子供連れが比較的多く来ます(足腰が弱った“ジサマ・バサマ”にも優しいです)。
しばらく管理小屋で待っていると係の人が来て“どの場所にする”と聞かれたので、比較的釣り残しが多くいる“最下流にする”と云うと“今年は鵜とサギが来て前日の釣り残りを全て取ってしまうので、釣り残りはいないよ”との事。“じゃ椅子のある所にするわ”と伝えて、借りた釣り道具一式と餌をもって釣り場に下りていきましたが、確かにどの場所にも魚影が見当たりません。椅子のある場所まで来て椅子に荷物を置いて、試しに最下流まで行って見ましたが全く魚影がありません。
いつもならば結構釣り残しがいて、新たに放流してもらうまでは私が10匹程度釣っているのですが、今回は全くダメです。但し釣り場にあった“コカナダモ”や反対岸に繁茂していた“クレソン”はきれいに刈り取られてありました。
そうこうしていると、係の人がバケツに放流するマスを入れて降りてきて“さっき話したように、どこにも魚がいないだろ。昨日の残りは全部鳥が食べちゃうんだ”と云っていました。
気を取り直して、餌を付けてカミさんが釣り始めると立て続けに4匹ゲット、その後引かなくなって選手交代、何とか8匹釣りあげるとまだ30分しかたっていません。
周りを見ると2組増えていましたが私たちの場所にはすでに魚の影が見えません、魚がいなければ釣れる道理がありませんので、ここで本日の釣りは終了。
たくさん釣って、小さい物は“素揚げ”にしてもらい“酒の肴”にしようと思っていたのですが、うーん残念。
カミさんが気が付いたのですが、釣った魚の入ったビクを上げてみると、釣れた魚は今までよりも大きな物でした。
借りた釣り道具を返しに管理小屋に寄り“魚を処理するので、炊事場を貸してください。”とお願いすると“内蔵は抜かないで塩を振るだけにして、内蔵付きで焼くとうまいから試して見ては?”との助言をもらいました。さすがに8匹は食べられないので、今晩のおかず用に大きい物を2匹内蔵付きにして、残りは内臓を取って塩を振り待って帰りました。
帰宅後持ち帰ったマスを一度水洗いし、6匹は再度軽く塩を振り冷蔵保存し、内蔵付き二匹は今夜のおかずになるので、こちらは軽く水洗いした後軽く塩を振って冷蔵保存にしました。
晩飯にカミさんが塩焼きにしてくれ食べたところ、確かに内臓付きで焼いた方がいつもよりうまく感じました。但し保存は利かないはずですが、目からうろこです。但し内蔵には小砂利が結構入っていましたので、食べる時には注意が必要でした。
どちらにしても、スーパーで買ってくるものと違い、新鮮で肉離れも良く食べやすいし美味しいので、”マス”を食べたくなると気晴らしを兼ねてこの釣り堀に行っています。
今までは15cm程度の物が多かったのですが、今回のは20cm以上ありました。水鳥にやられにくいように、放流する魚を大きい物にしたのかもしれません。
水鳥が来るようになったのは、昨年まではどの釣り場にも“コカナダモ”が繁茂していて魚の隠れ場所になって居たのでしょうが、今回きれいに“コカナダモ”を刈り取ったため、釣りやすくはなりましたが魚の隠れ場所がなくなったことが一因かもしれません。