近所の田んぼに行ってきました。-「ホウネンエビ」を探して-

 先日(06.15)久々に近所の方々との飲み会があり、話の中で「そろそろ一度田んぼの水を抜かなければ」との話を聞き、理由を聴いてみると「稲の根を張らせるため、2か月前後で一度水を抜くことで稲の根が深くまで張り、収穫時期に倒れにくくなる。」とのことでした。
 田んぼの水を抜くとオタマジャクシや「ホウネンエビ」が死んでしまうので、その前に現状を見てきました。

2019.06.17_近くの田んぼ

2019.06.17_近くの田んぼ

 

 出かけたのは06.17(月)で数か所ではすでに水抜きが始まっていました。回ってみて気が付きましたが、昨年「ホウネンエビ」が居た田んぼと、今年ホウネンエビが居る田んぼが違っています。昨年あれほどいたところにはほとんど影が見当たらず、昨年まばらだったところにたくさん発生しています。いったいどういう加減なのでしょうか。

 田んぼにはドジョウ・ハヤの子やアメンボ・オタマジャクシ・ホウネンエビ・ゲンゴロウの幼生等々沢山見つけられました。オタマジャクシの中にはもう後足が出ているものもいました。このようにいろいろな生き物がいるところで育つお米は、安心でおいしいに違いありません。

 皆さんも近くに田んぼがあれば、一度観察に行って見ることをお勧めします。近年農薬の使用量も減り・なおかつ弱い物に代わっているので、生き物の数・種類も増えていると思います。お子さんやお孫さんとの散策にはちょうど良いのではないかと思います。

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