2020.09.29 ヒメウズラの「カリメロ」が3年3ケ月で旅立ちました。

 2020.09.29 ヒメウズラの「カリメロ」が旅立ちました。カミさんの記録によれば2017.07.04生まれとのことですので、3年3か月の一生でした。

 出会いは、ある日 ”「ヒメウズラ」という「ウズラ」より小さな鳥がいて、小さなヒヨコで生まれる。“との情報をネットで見つけました。記事によると「ヒナのうちはペットボトルのキャップを水のみにするが、そのままでは溺れるためビー玉を入れておくと良い。」とあり、どれだけ小さいのかと確かめたくなりました。
 「ヒメウズラ」のヒナを見るには自分で孵化させる必要があるとの事なので、温冷庫を改造し20日近く転卵をしなければならないため、転卵器も自作しました。

 有精卵は某オークションで入手しましたが、届いた卵は私の手の小指よりも小さく、そこから生まれてくるヒヨコの大きさが想像できました。
 17日ぐらいで5個の卵から3羽のひなが孵りましたが、最初に孵った2羽は自力で卵から出てきて元気でしたので、息子家族に引き取られてゆきました。
 最後の一羽の「カリメロ」は自力で卵から出られず一晩卵の中で過ごし、カミさんが弱々しい鳴き声で気が付き、イチかバチかで私が殻から取り出しましたが、卵の殻が排泄物でお尻に付いていてなかなか取れなかったので「カリメロ」と名付けました。

 生まれたときは数グラムしかなく、生まれつき指が曲がってうまく歩けないようでしたので、「マスキングテープ」で一週間ほど矯正して直すなど、虚弱体質でしたがよくここまで元気に生きてきたものです。
 あれだけ小さく弱かった「カリメロ」ですが、ケージに近づくとガラスをつついたり、カミさんの与える野菜に飛びつきつり下がったり、ケージに侵入してきた5cmほどの「ムカデ」と戦い飲み込んだりと、色々なことがありました。

 旅立つ一週間前ぐらいから急に糞が水のようになり、両羽が下がった状態になり鳴き声も弱々しくなった後、亡くなる三日前からは、いつもならケージの中を動き回っていたのに片隅にジッとしていることが多くなってきていました。しょっちゅうエサ入れに頭を入れていましたが、実際にはほとんど餌が減っていなかったり水を多量に飲んでいたりと、普段とは違って来ていました。

 短い間でしたが、色々と楽しませてくれた「カリメロ」です。天国で良い伴侶に巡り合って、幸せになることを願います。

                                                   2020.10.02

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