MPLAB XIDE v5.35 の“ インクルードファイル ”格納場所と再インストール
MPLAB XIDE v5.35 が壊れた。
PICのプログラムは新しい言語を使うのも大変なのとボケ防止のためMPASMを使っています。先日ACの制御をやってみようと思い、新しくZCDを持ったPIC16F1769で動作確認用のプログラムを作ってみました。
エラーを何度も出していましたがやっと出来上がりPICも届き、さて動作確認をしてみようと書き込もうとすると、アッセンブルエラーが出て書き込めません。エラー修正は終わってその後一切手を加えていないのにです。
インクルードファイルの格納場所
エラーを見てみると“インクルードファイルが無い”とのことのようです。アッセンブラのインクルードファイルが壊れているのかと思い、ファイルの場所をネットで探してみましたが見つかりませんでした。あーでもないこーでもないとやって、やっと場所を見つけました。場所は
“ C:\Program Files (x86)\Microchip\MPLABX\v5.35\mpasmx ”
にありました。ここを見ると“ p16f1769.inc ”とあり存在しています。ファイルを開いてみましたが、壊れているとは思えません。
試しに新しくPIC16F1769でプログラムしようと新規にプロジェクトを作ろうとしましたが、使用PICを選ぶところでPIC16F1769が出なくなっていました。
再インストール時の注意点
何かの拍子に“ MPLAB XIDE ”が壊れた様です。一度MPLAB XIDE v5.35をアンインストールしてから再インストールしてみましたが同じです。SSDのファイルの格納場所が物理的に壊れたのかもしれません。
再度アンインストールし、今度は再インストール前に“ ディスククリーンアップ ”と“ デフラグ ”を行い、一度電源を切ってから再インストールしました。するとMPLAB XIDE v5.35がやっと復活しました。
修復を完了して
本当は最新の“ MPLAB XIDE ”を使い“ PC-AS ”でプログラムするのが良いのでしょうが、文法がだいぶ変更になっているようですし、まだ使っている方が少ないのか情報も少なく書籍も出ていないようです。
今時“アッセンブラ”でプログラムする人も少ないのでしょうがないかもしれません。しかし ボケ防止にはこれほどいい物は無いと思いますので、今しばらく“ MPLAB XIDE v5.35 ”で“ MPASM ”を使用することになると思います。