皆さんは電子回路を組むうえで、動作確認や動作表示にLEDを使用する場合、電流制限用抵抗はどのように選定されていますか。
私の場合、電子回路を作るうえで動作表示に用いるLEDですが、今まで10mA程度になるように抵抗値を決めていましたが、ふと「どの程度までで確認出来るのか?」気になったので、高輝度青色LEDで確認してみました。
電源は百均で購入した「モバイルバッテリー」を使い、同一ロットのLEDです。制限抵抗はE24系列でほぼ10kΩづつ増加するように、10k,20k,30k,39k,51k,62k,68k,82k,91k,100kを用い比較用に1kでも点灯させてみました。
結果
結果は驚くことに100kΩでも目視できる輝度でした。
使用した制限抵抗はE24系列、電源はモバイルバッテリーで出力電圧5.14[V]、その時のVfは以下の結果になりました。
制限抵抗 | 1k | 10k | 20k | 30k | 39k | 51k | 62k | 68k | 82k | 91k | 100k |
Vf [V] | 2.64 | 2.52 | 2.49 | 2.48 | 2.46 | 2.43 | 2.46 | 2.45 | 2.44 | 2.43 | 2.44 |
ついでですので、白色,赤色,黄色,緑色,青色の各LEDに制限抵抗10kΩを使っても点灯させてみました。
電流制限抵抗は10kΩで、左から「白色」,「赤色」,「黄色」,「緑色」,「青色」
結論
今後動作確認用にLEDを使う場合、電源電圧5Vとするときには制限抵抗は10kΩを使用することにします。