懲りずにまたUSBオシロを購入
昨年末PICをいじっていた後で片付け中、PICAX USB mini Osillo_OSC001 PCB ScopeのUSBケーブルを抜いたところ、MicroUSB端子が“もげて“しまいました。
取れたUSBコネクタを見て見ると半田が完全には溶け切っていなかったようで、半田は一か所を除いて基板にきれいに残っていました。
このオシロを使っている方は、USBコネクタの部分を再半田処理した方が良いかもしれません。
ま 直せばよいのでしょうが、クリスマスも近いし、もうちょっと性能が良い物を購入する言い訳にもなるので、いつものようにAliExpressを徘徊しているとちょっと気になる物を見つけました。
聴きなれない物ですが「OSC482」2chでサンプリング50MHzとのことです。外観は「Hantek」等と比較するといまいち質感が無いように見えます。情報があまりないのですが、とにかく安いので購入してみることにしました。
OSC482 大陸より到着
2020.12.18に発注し、2021.01.08に到着しました。価格はクーポン$1が付いていましたので、送料込みで$48、日本円で\5、000弱です。この価格で安い物ですがプローブも2本付属していました。
ただ 付属のプローブ調整用のドライバーはいただけません。トリマコンデンサを回そうとしましたが、先端が崩れてしまい全く使い物にならない物でした。
マニュアル・ソフト等
到着まで情報を集めていましたが、「マニュアルもソフトもWeb(Google Drive)からDL」とのことで、まずは使用ソフトのマニュアルをDLし、いつものように「Google 翻訳」で必要と思われるところを和訳しておきました。使用ソフトは「.rar」という拡張子の圧縮ファイルでしたので、ちょっと戸惑いましたが無事解凍できました。
ソフト及びマニュアル等はURL;http://www.lotoins.com/support.htmlに掲載されていますので、そこからたどっていってDLすることになります。私の購入した物は無印「OSC482」のですが、「OSC482M」であればAndroidでも使用可能なようです。
他の方の情報では「OSC802」とあるソフトを使うと有りましたが、「OSC482」用の物があったのでこちらを使いましたが、問題なく使えています。
英語ですが動画での説明もありますので、解り易いかもしれません。
到着した「OSC482」
さて到着した「OSC482」ですが、いつもの袋とは色が違い「緑色」でした。
開封してみると味もそっけもない箱ですが、かえって好感が持てる物です。
梱包はしっかりしていて、少々の衝撃にも耐えられると思われる物です。
全て取り出しましたが、やはりマニュアルすら入っていません。入っていたマニュアルはプローブの物だけです。プローブは減衰率がx1とx10が切り替えられる物で、40MHz対応の物ですが、このオシロでは十分の物だと思います。
ここでオシロのプローブですが、一般的には先端部が交換できます。普段オシロを使っている方々には当たり前すぎて書くほどの物ではないかもしれませんが、交換方法は先端部を「引っ張る」ことで外せます。取付は押し込むだけになります。
早速ソフを解凍します。解凍したソフトの中の「OSC48XX.exe」を起動させます。たぶんこの記事を見ておられる方はWindows10をお使いでしょうから、PCに「OSC482」を接続すると自動的にドライバーがインストールされ使用できるようになります。
プローブの先端(スプリングフック)を外し、「Dサブ15」のNo6に1kHzのキャリブレーション信号が出ていますので接触させ、
プローブ根元のトリマコンデンサを回し表示されている方形波の形状がきれいな方形波になるように調整します。
ここで不具合発生。プローブをキャリブレーションしようとした所、何と付属していた調整用ドライバーの先端がつぶれてしまいました。手持ちのセラミックドライバは歯幅が広く使えなかったので、精密ドライバーで何とか調整しましたが、こんなものならば付けない方がましだと思います。
以上で測定の準備が整いました。
今後
これからしばらくは、このオシロを使ってゆくつもりです。
安物とはいえプローブが2本ついてこの価格と性能です。耐久性はまだわかりませんが、趣味で使用するにはうってつけだと思います。
間違っているところや誤訳も多々あるとは思いますが、私が訳したソフトの使い方を載せておきますので、参考にしてください。