先日近所の田んぼで採取してきたカブトエビですが、見ていると結構面白いのでしばらく飼って見ることにしました。
使う水槽は20cmキューブで底砂は、近所の河で取ってきた川砂を振るって細かい(目の細かいざるを通り、茶こしに残るぐらいの大きさ)を煮沸消毒(沸騰後10分程度)したものを1cmぐらい敷いておきました。
常用の餌としてマツモとエビ水槽で藻の着いた木炭を入れ、一日一回百均で買ってあった「ザリガニの餌」を10粒ぐらい与えています。
飼育数は5匹取ってきましたが、取ってきた当日2匹が☆になったため、現在3匹です。
水流を好まないとのことですので、最初は濾過をせず朝半分ぐらいの水を換えていましたが、すぐに水が濁り見えにくくなってしまいます。見てくれが悪いのであまり強い水流が出来ずに、濁りを除去したいと思い小型の外掛けフィルターを使ってみることにしました。
フィルター設置
ネットで情報を調べると超小型DC5V(USB)で動作する外掛けフィルターが有り、値段を見ると送料まで入れると\3,000近くします。そんな時はいつもの海外サイトを探してみました。
多分日本で売っている物もパッケージを変えただけでろくに検品もしていないでしょうから、2個1・3個1で考えても1/5程度で購入できることが多いです。今回は試しなので、送料込み$3で画像で同じと思えるものを購入してみました。通販サイトの口コミでは「水流が強すぎる」等の情報がありましたが、何とかなるでしょう。
発注してから4日で届きました、配達してくれたのは宅配業者でしたが、国内でも送料は\800近くするのに、なぜ海外からの航空便がこの価格で販売できるのか?いつも疑問に思いますな。多分多くの方は大手通販で購入されるのでしょうが、よほどの緊急時でない限り海外通販を利用すると節約できます。支払いに不安がある場合若干手数料が増えますが「PayPal」を使えば問題ありません。私はもっぱらPayPalでドル建てで購入しています。
入手後さっそく開封してみましたが、ご多分に漏れずパッケージは損傷していましたが、本体は無事でモーターも損傷していませんでした。早々にスポンジを含めて洗浄して水槽にセットしてみました。
- フィルター_正面から
- フィルター_横から
- フィルター_上から
大きさは縦90mm x 幅65mm x 厚み30mmと非常に小さく、小さな水槽にはうってつけです。
フィルターに呼び水を満たし電源を入れると、最初モーター音がしましたが、泡がなくなるとほとんど音はしません。
そのままでは吐出された水が水面に落ち水撥ねの音が結構して、水面の波立ちと水が落ちた時の空気の巻き込みで水流が出来ています。
付いてきたろ材は目の粗い物で、このままでは濁りは取れないので、以前百均で購入したろ材を加工し、吐出口からろ材を伝って水面に落ちるようにしてみました。
すると最大水量にしても静かで水流も穏やかです。一晩動かしてみると濁りも結構きれいになり、追加したろ材は汚れを捕まえて茶色になっています。しばらくこのまま動かしていると、そのうち水も透明度が上がっていくと思います。
これでしばらく様子を見てみます。まだ水流が強すぎた場合は電気的な処理が必要になるかもしれません。